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心理カウンセラー 西たかおです。

自分らしく生きるための講演会
〜ALSと乳がんになった私たちを救った言葉と仲間の力〜

今日は文京シビックセンターで講演を聞いてきました。

ある日突然、命の期限をつきつけられた2人の女性。

あだちせつこさんは、4年前にALS(筋萎縮性側索硬化症)と宣告されました。筋肉が動かなくなる治療法がない難病です。もともと介護の仕事をしていた彼女は、介護する人もされる人も大変だっていうことを知っていました。だから家族に迷惑をかけたくない死を選ぼうとしました。

折本えみりさんは、9月に乳がんと宣告されました。生命保険会社で研修講師として従事する彼女は、沢山の受講生に癌の早期発見・早期治療の大切さ、現代の医療事情などを伝えてきました。『毎年、検診も受けているのになぜ・・・!?』

2人が病気を受け入れ、自分を受け入れ、自分らしく生きる決断をするまでのストーリーを中心に、彼女を支える4人のスピーカー(浦上大輔先生、岩崎由純先生、平本あきお先生、大嶋啓介先生)が「自分らしく生きる」をテーマにお話を聞かせてくださいました。

備忘録がわりに、2人のお話と私の気づきを残しておこうと思います。

2人の女性を癒やしたのは仲間の言葉だった

<折本えみりさんのケース>
昨年9月に乳がんと診断された折本えみりさんは、診断されてから現在までの抗がん剤治療の様子を詳細に話してくださいました。

胸に3つの癌が見つかり、生存率が70%かリンパに転移していたらそれ以下と言われ、「生きたい!」と思ったこと。
髪が100%抜けると言われたとき、自分が女性でなくなるような感じを受けたこと。
抗がん剤で顔が黒くなっていき、手も真っ黒で皮がむける。
爪も真っ黒で、手をだすのが恥ずかしくて、つらい…
そんなとき友達が励ましてくれたこと。

しかし、苦しんだ抗がん剤治療の末、検査では癌の数が増え、大きくなっていた。

一番苦しかったのは、人の役にたたなくなる恐怖。そして未来を描けないつらさ。

ひとりで乗り越えられない、助けてもらいたい気持ちを仲間に伝えたところ、返ってきたのは仲間からの言葉のシャワー。

頼っていいよ、
できることを手伝うよ、
いつでも声をかけてね、
・・・

薬よりも仲間の力に助けられ、自分を大切にできるようになった。

自分らしく生きるために、
ありのままを受け入れ、輝いて生きる!
自分の経験を伝えて役に立ちたい!
そう決意した。

そして自分らしい生き方を伝える講演家として活動している。

<あだちせつこさんのケース>
ALSと診断されたあだちせつこさんは、あたりまえにできていたことが日々できなくなっていく日々に苦しんだそうです。

歩くことが不自由になり、
杖をつくようになり、
車椅子になり、
買い物、
家事や掃除ができなくなり、
字が書けなくなる。
徐々にあたりまえが奪われていく感覚。

5日で退院できると言われていた入院が、徐々に延期され18年の入院となった。
娘にも、主人にも、主人のお母さんにも申し訳ない。

退院したら離婚し、自分の生命を自分で絶とうとしたところ、仲間からメールが届いた。

失ったものではなく、今あるものに目を向ける。
自分らしさを取り戻す。

そのメールが人生を変えた。

自分らしく生きるために、
まずは全てを受け入れ、
今感じたこと、思ったことを正直に生きる。
誰が何と言おうと。

「大丈夫!えしこんなーけん!(大丈夫、うまくいくよ)」

気づき

私がずっと追い求めてきたテーマが「生と死を受け入れ、自分らしく幸せに生きる」ことでした。
今回のお話は私のテーマに直球ど真ん中な感じで、気づきが多かったです。

その中でも大きな2つの気づきがありました。

気づき1:ひとりでは耐えがたい苦しさも、仲間とその言葉によって乗り越えられる

ひとりではどうにもならない苦しさがあります。
健康であれば時間が癒やしてくれることもありますが、病気の場合は特に時間そのものが苦しみとなってしまいます。

そんなときでも、仲間が一人でもいれば乗り越えられる。
仲間の暖かい言葉がけが、その人の人生を変えるほどの力を持つ。

私も言葉を使う仕事をしていますが、言葉にはこれほどの力があるのかと、改めて考えさせられました。

そして、信頼関係の重要さに気づかされました。

言葉を大切にしているだろうか。
仲間といえるほどの信頼関係を築いているだろうか。

これからの自分の行動を見直す良いきっかけとなりました。

気づき2:ありのままの自分を受け入れることが幸せにつながる

講演の最後の方でコーチングの平本あきお先生がおっしゃっていたことが印象的でした。

幸せの3つの要素とは、
自分が好きであること、
周囲が信頼できること、
自分が役に立てること。

ありのままの自分を受け入れるとは、
自分を好きになることであり、
周囲を信頼することであり、
自分のできるところに目を向け、
自分が役に立てることを知ることです。

つまり、
ありのままの自分を受け入れることが
幸せにつながっているのですね。

目標やノルマの達成が幸せだと信じ、
駆り立てられているうちは、
自分のことは置いてけぼりにしがちです。

でも、あるとき、
自分が病気になったり、
誰か身近な人を失ったりして、
立ち止まらざるをえなくなります。

そんなときに気づくのです。
自分が今まで追いかけてきたのは、
本当の幸せではなかったと。

ありのままの自分を受け入れる。

決して理想的ではなくても、
今を生きている。

健康かもしれないし、
重い病にかかっていたり、
障がいがあるかもしれない。

幸せを願い、
未来に希望を持ち、
あるいは不安を感じ、
悩み、
苦しむ。

できることもあれば、
できないこともある。

そんな自分をまるごと好きになること。

これが幸せにつながっているのですから、
今から始めよう。

まずは自分が幸せになろう。
自分を大切に扱い、
自分の好きなことをしよう。
できること、持っているものを与えて、
誰かの幸せに役立てよう。

そのための一歩を踏み出そう。

今日の講演を聞いて、自分のあり方について再確認できた気がします。

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