子育てを夫婦で乗り越えるための心構え

心理カウンセラー 西たかおです。

相変わらず1歳の娘の原因不明の夜泣きが続いています。
娘と一緒に寝ていた妻の睡眠不足を防ぐために、
別の部屋にもうひとつ寝床をつくり、
交互にひとりで寝られるようにしています。

参考：睡眠環境を変えて気づいた、朝の寝覚めを悪くするもの

雨戸を開けて朝日を入れるようにしたら、
寝覚めもばっちりになりました。

最近の妻の様子を観察すると、
仕事の疲れもあり、
蓄積疲労が気になり始めたので
数日間ひとりで休んでもらうことにしました。

子育てでいちばんキツいのが寝不足ではないかな。
0歳の頃なんて2〜3時間おきに授乳だもんね。

女性は寝不足に強い身体だそうですが、
それでも限度があると思います。

妻の負担を減らすために洗濯や洗い物などの家事、
娘たち2人をお風呂に入れることなども手伝っています。

これらをひとりでやってらっしゃるお母さんは、
ほんとうにたいへんです。

特に仕事をしながら子育てをされているお母さんは、
仕事の後、毎日深夜まで残業しているのと変わりません。

お仕事では労働者は労基法でいちおう守られています。
でも家庭ではそうはいきませんよね。

夫婦として互いを守っていかねばなりません。

誰でも疲労が蓄積すると余裕がなくなり、
イライラして怒りっぽくなってしまうものです。
そして怒ったあと自分を責めたり、
孤独を感じてしまうものなんです。

もし奥様が怒りっぽくなっていたら、
夫として奥様が余裕をなくしていることに
意識を向けてみてください。

自分も仕事で疲れている。
だけど妻ももっと疲れているかもしれない。

お互い疲れてるよね。
どうにかして休まないといけないね、と。
一緒に休み方を考えてみてください。

人間は群れで生活する動物だったはず。
そう考えると、
お母さんのサポートは子育てを終えた年長者も含めて
複数人でするのが自然なことなのかもしれません。

複数人で関われば1人の負担が減りますし、
年長者から様々な技術を教われますからね。

とはいえ、核家族化した現代の日本ではそうもいきません。

せめて、夫婦で協力して、
お互いの負担を減らしていきたいものです。

うれしいとき、楽しいときは2人で分かち合う。
つらいとき、苦しいときは2人で支え合う。

「喜びは掛け算、悲しみは割り算」といいますよね。

夫婦とは本来、
こんな心構えで問題をともに乗り越え、
幸せになるために存在しているのだと思います。

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