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心理カウンセラー 西たかおです。

1歳の娘の夜泣きが何ヶ月も続いています。
夜中に全力で泣かれたりするので、夫婦ともに寝不足がち。
特に妻の寝不足がひどくて体調が悪くなってきたので、寝る場所を分けることにしました。

2階にある寝室に妻ひとりで寝てもらい、私と2人の娘は1階に臨時で作った寝床で寝ます。

そこで何日か寝てみて、寝覚めに違いがあることに気づきました。

2階で寝ていたときは、夜中に起こされるにせよ、寝覚めはいつもすっきり。
2度寝する気もおこらずパッと起きられたんですね。

それが、1階に移ってから、起きるのがかなり面倒というかだるい感じになりました。
たまに2度寝してしまったり。

なぜこんなに寝覚めの良さが違うのだろう。

2つの寝室を比べたら、1つだけ決定的に違うところがありました。

それは、

朝日が入るか、入らないか

だったんです。

2階の寝室は雨戸がついておらず、薄いカーテンのみ。
夜が明けると徐々に光が差し込みます。

一方1階の寝室は防犯のため雨戸がついていて、夜が明けても雨戸を開けるまで真っ暗。

1階の寝室で目覚めても夜が明けたのかよくわからない感じでした。

人間の睡眠のリズム(サーカディアンリズム)にもっとも影響を及ぼすもの。
それは

です。

朝、強い光を浴びることで身体は1日の始まりを感じます。
曇り空でもその明るさは室内の蛍光灯の30倍の明るさだそうです。
この強い光を浴びることで、体内時計がリセットされ、夜眠くなり、朝目が覚めるリズムが保たれるのです。

私の場合、朝も真っ暗な部屋にいたので、睡眠のリズムが狂っていたというわけです。

とりあえず、1階の臨時寝室を使うときは雨戸を開けてみようと思います。

もし防犯上気になるようだったら、光目覚まし時計も考えてみようかな。

人間も自然の一部。
自然の中で生きるようにできています。

朝は朝日を浴び、夜は暗く静かなところで眠る。

このような当たり前の習慣が、快適な睡眠には必要なんですね。

Unsplash / Pixabay

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