2つの自信を育てる子育て-子どもたちに一貫して教えていること

心理カウンセラー 西たかおです。

夕食後にブログを書きながら子どもたちの様子を見ると、
5歳の姉が1歳の妹に木の玩具の遊び方を教えていました。

三角形や四角形、十字型などいろいろな形の穴のある木の箱に、同じ形をしたブロックを入れていきます。

姉は妹の手を取ってブロックを穴に入れる直前まで手伝い、妹が自分で穴に入れられるようにしてあげました。

妹が穴にブロックを入れると、褒めながら2人で拍手。
妹はとてもうれしそうに笑っています。

その様子を見て、2つの自信について思い出しました。
上の娘が生まれてから一貫して教えていることです。
もしかしたら、どこの家庭でもやっていることかもしれないけど、
自分への確認の意味で書いてみます。

2つの自信とは、
達成する自信と、
存在への自信です。

達成する自信とは、文字通り「自分は達成できる」という自信のこと。

できたときに、褒める。
以前より進歩したら褒める。
一緒になって喜びます。

そんなふうに、チャレンジし、達成する喜びを味わってもらうようにしています。

一方、存在への自信は、「ありのままで誰かの為になっている」という自信です。

何もしていなくても愛されている、自分の存在が喜ばれている、という感覚を持ってもらいたい。

その方法のひとつはスキンシップです。

できるだけハグをしたり、
手をつないだり、
頭をなでるようにしています。

もうひとつは、
娘が好きそうなことで手伝ってもらい
「手伝ってくれてありがとう」と感謝することです。

そこに居てくれるだけで嬉しいし、
あなたの得意なことはとても役に立っている。

そんなメッセージを伝えています。

達成する自信は生きていくのに役立ちます。
達成する幸せもありますからね。

ただ、達成する自信だけでは、
達成し続ける人生に駆り立てられ、
いつも欲求不満な状態になるかもしれません。
心理の道に進む前の私が、まさにその状態でした。

存在への自信があってこそ、
人はありのままの自分を受け入れ、
日々を穏やかな幸せに包まれて生きられるのだと思います。

私が考える親の役割は子どもの応援団です。

子どもが何かを達成したら応援し、達成しなくてもチャレンジを励ます。
なにがあってもあなたは素晴らしいし、応援していると伝えること。

こうすることで、
子どもが積極的にチャレンジし、
失敗を重ねられるようになると考えています。

あとは放っておけば、子どもは勝手に育つのではないでしょうか。

上の子が5歳、下の子が1歳でまだ子育てを始めたばかりですが、
今のところ素直にすくすく育ってくれています。

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