心理カウンセラー 西たかおです。
私は人の話を聴くのと同じくらい、
伝えるのも大好きです。
でも伝えたいことが多すぎて、
いつもくどくなってしまうのが悩み。
家族や友人との会話でつい話しすぎてしまって、
気がついたときは相手の目が虚ろになっているというww
文章を書くときも
「くどい」
「ムダに長い」
「時間がかかる」
でいつも苦労していました。
文章作成の救いを求めて手に取ったのが
残念ながら、その文章では伝わりません(大和書房、山口拓朗著)です。
この本の良いところは2つ。
「幅広さ」と「わかりやすさ」です。
最終的なアウトプットとなる表現法だけでなく、
書く前の準備、
情報収集の仕方、
書き上げた文章を磨く方法、
シチュエーション別文章テンプレートと
「伝わる」文章を「速く」書くのに必要なコツが
ひととおり押さえられています。
しかも、ひとつひとつのコツが例文つきで4ページにまとまっていて、
ものすごくわかりやすい。
パラパラとめくりながら、「よし、やってみよう!」という気になります。
一読して私の悩みを救ってくれそうな箇所を3つ見つけたので、
備忘録的にまとめておきます。
「くどい」を解決する:「テーマを絞る(p.119)」
ひとつのことを伝えるのに、その背景も、あれもこれも、
伝えたくなってしまう。
情報が多くなると読み手にストレスを感じさせるし、
「記憶にも残らない」とのこと。
これを読んでブログでも1記事1テーマで。
複数のテーマがあるときは、記事を分けて書こうと思いました。
「ムダに長い」を解決する:「文章に締まりを持たせる(p.68)」
書くことにエネルギーを使いすぎて、
書きっぱなしで公開することが多いです。
書きっぱなしなので、ムダな文章がそのまま残っている。
これがムダに長くなる原因。
まずテーマを絞り、テーマと関係のない箇所は削る。
くどい表現やなくても問題のない言葉も削る。
今後は文章ダイエットで内容をギュッと濃くしようと思います。
「時間がかかる」を解決する:「自問自答する(p.243)」「書く前に話す(p.248)」
私の場合、文章作成に時間がかかるのは、
漠然と書き始めたときです。
書きながら考えているので、
書きたいことが次々と浮かんできて
収拾がつかなくなってしまいます。
そこで、書く前にテーマに沿ってさまざまな角度で自問自答します。
あとはその答えを並べるだけで文章のたたき台ができます。
これなら圧倒的に短時間に書けます。
私は会話しながら考える機会が多いので、
自問自答も声に出してやるとはかどりそうです。
もちろん相手がいれば、
会話しながら質問と答えを作っていくのが良いでしょうね。
まとめ
文章力の上達のためには、書き方の基本とコツを身につけること。
そのうえで量を書くこと。
本書は著者が20年以上の年月をかけて身につけてきた
「文章の書き方の基本とコツ」をまとめたものです。
私もひとつひとつ気になったコツを使いながら、
文章に取り組んでみます。
文章を書くときはいつも手元に置いておきたい1冊。
あなたもぜひ手にとってみてください。
あわせて読みたい記事はこちら
心理カウンセラー/メンタルコーチ/瞑想指導/チャネラー/ヒーラー
誰もが人生を自由に創造し、人間らしい幸福と豊かさを最大限に経験できる世界を目指しています。うつや不安などの心理的な症状の解消。禁酒・禁煙・ダイエット。幸せな恋愛や結婚。人間関係の充実。受験・仕事・キャリア・起業の成功。夢を描く、夢を実現する。など、悩みを根本的に解決し、さらにその先の夢を自ら実現できるような支援をしています。このブログでは日々を幸せに生きる心の持ち方やコツを、私自身の試行錯誤も含めて発信しています。1977年生まれの巳年蟹座B型。千葉県柏市出身。